友人が急逝した話(まとめ)

お久しぶりです。
先月浮上した際に簡単にご報告した通り、11月1日に幼馴染だった友人が急逝しました。
最近、何とか普通に暮らせるようになってきましたが、まだふとした時にしょっちゅう思い出し、しばらく虚無に包まれることがありますね。

一応自分の中の整理のために、その一報を受けてから今までのことを書いておきたいと思います。
面白くはない話ですので、畳んでおきます(˘ω˘)

あ、なお、詳細にオタク的な近況報告を入れるのもどうかと思ったので、
・終末のワルキューレが酷評されてた割には結構良い(櫻井ポセイドン様に雑魚がと罵られるの最高)
・マブラヴオルタネイティヴがやっぱアニメ化不遇で悲しい
(新規が釣られるほどではないし古参が手放しで喜べるものではない)
・等身大ヤドンちゃんが可愛すぎてやばい。扶養家族が増えたレベルの存在感
・原稿がやばい
というのはあらかじめお伝えさせていただきます(;^ω^)

原稿が!やばい!!!
という状況を理解して無心でペンを走らせているくらいには、何とか持ち直しました。
それは余裕があったら別記事にして数日中に載せたいなと。
iPadで落書き管理しやすくなったので、最近適当についったーにアップしてた落書きもまとめて投下したいです。

友人の葬儀の後、関東に戻る間にめそめそして皆に連絡したら、
すぐ電話くれたり時間を取って会ってくれたり、
大丈夫?君は絶対引きずられないでよ、絶対また会おうな約束だぞ!?
とメールくれたりと、支えてくれた友人各位に本当に感謝です(´;ω;`)ウッ…
突然お知らせしてびっくりさせて心配かけてごめんね。
ありがとうございます!私は生きてます(´;ω;`)ウッ…!!

生きていると、どうしたって新しい大事なものはできてくるんだと、
私が自分で同人誌描いてガエリオに言わせた(笑)やつですが、
私がそれを身をもって感じることになるとは思わなかったですね。
いやこんな早くにね。
先月は立ち直れる気がしなかったんですが、それでも美味しいモノ食べたり友人とお話してたら、
結局私は楽しいことを受け入れてこの先も生きていくんだよなと思いました。

ではでは、畳んでおきます。

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11月3日、祝日でしたね。
あの日は18時からポケゴのレイドアワーがあったので、
17時過ぎには家を出て駅前に行ってたくさん伝説レイドやろうかな~とか
考えていた休日の夕方でした。夕焼けがきれいだなあとか思っていたのを強く覚えています…。

母から電話が入り、しばらく世間話をしていたんですが、
「大事な話があるんだ」と切り出されました。
すごく重いトーンだったので、あ、これは90歳を超えた祖母が亡くなったのかも、
と思いましたよね。
(祖母は認知症だけど、久々に帰ったらまだまだ元気でした(;^ω^)ごめんね!!!!!)
いやだって年齢と順番的に覚悟はしてましたからね。
確実に、何か悪いことが起こったんだと思わせる声でした。

でも、その次に私の耳に届いた言葉は「K君が亡くなった」で、多分20秒くらいは何も言えませんでした。
咄嗟に「え?」くらい言えんもんかなと最近思い出すと不思議ですが、
それすら出てきたのは20秒くらい後で、
正直何を聞いたのか分からない、分かりたくない、そんな感じです。
ほんとそういう時って頭も体も固まるんだなと思いましたよ。

「何で?」と聞いたら「…事故で…」と絞り出すように教えてくれた母の声も、もう泣いてました。
私と年齢は同じ(誕生日の関係で学年は彼が1つ下)で、
母同士が元同僚で仲が良かったので小学生の頃から高校くらいまで
ずっと定期的に遊んでいた幼馴染の男の子です。
もうお互い30代だし男の子って言っていいのかあれですが、
私が大学入学で関東に引っ越してからはなかなか会えなくなったので、
最近の様子は母経由で聞いていただけで、あまり知らないんですよね(´・ω・)コロナもあったし。

でもずっと気にはしていたし、コロナ落ち着いたら久しぶりに会おうよと約束していたのに、
何でこんなことに…と本当に思います。

運動神経切れてて卓球以外は全くできない私と違い、
陸上でも水泳でもなんでも運動はできて、
以前のブログにもちらっと書きましたが山が大好きで、登山なんかもバリバリにこなす人でした。
子供の頃にも毎年一緒に登山したなあ、と、こんなことがなかった時でもよく思い出してます。
だから、山を見るととにかく彼を思い出すような、私の中でそういう強い印象が残ってるんですよね。

この時は「事故」と聞いていましたが、実際には違いました。
3日は既に17時少し前だったので、ギリギリ最終の新幹線には間に合うかなと一瞬思いましたが、
その日中に混乱した頭で帰省するのは非常に危険だと思い、翌日4日に帰ることにして、
岩手に着いて母に迎えられ、葬祭会館に着いた時、「本当は違うの」と告げられて、
もう一度頭の中が真っ白になった感じがしましたね…。

自分で…と聞いて、何でそんな、より何より
「そんな辛いことがあったの、そこまで何か悩んでたの」
という気持ちが溢れてきて、3日もそうでしたがまた声を出して号泣しました。
ここのところ、まあ大人になってから?声出して泣く機会なんかめっきり減ってますからね、自分でもびっくりした。

その亡くなった経緯も、ギリギリまで私に告げなかったのは母の気遣いだったようです。
私が帰ってくる間に何かあったらと…いやこれは本当にありがとう。
勝手知ったる道というか、最寄り駅から東京駅経由で新幹線なんてよく通ったルートなのに、
最寄り駅に着いても、東京に着いても、岩手に着いても、
どこも全然違う風景に見えて、
実際電車から降りる度にどこに歩いたらいいのか分からなくなって、
駅で何度も迷ってました…あれはビビった。
私なんでここにいるんだっけ…と思いだす度にダメでしたね。

東北新幹線、という文字列を頭が理解できなくなるなんてことあるんだ。
びっくりしました。

というわけで4日と5日は有休で休みまして、無事に納棺前に面会することもできたし、
彼のご両親の懇意で納棺まで私と母も立ち会うことができ、
火葬・葬儀にも参加させていただきました。
ありがたいです。
そのおかげで、自分の中でもしっかりお見送りできたんだと、納得できる部分が強かったので。

葬儀にも出てくれれば嬉しいと先方の親御さんからお呼ばれしたので行けたのですが、
家族葬ってあったけどどれくらい人くるのかなあと思って火葬場から移動したら、
ほんと近しい身内とご親戚くらいの10人くらいの中に私と両親が到着して
「あれっこれほんと我々入って大丈夫なのか?」と思いました(;^ω^)
おばさん、ありがとう…!
あいつら誰なん、とかご親戚に言われていないといいんですけどね…。

ちょうどでかい仕事が10月に終わっていて、しばらく急ぎの業務なんか一切なくてよかった。
まあその日締切の大至急の契約書類とかでなければ、何が何でも休んでいたとは思います。

最期に、納棺前に会えた姿は前に記憶していたよりずっと体格もよくなっていて、
ああ、君ならこの先もっと色んなこともできただろうに、
と思ってしまい、また泣きました。
近しい親族の方と思われるおじいさんとかがいた中、おばさんごめんね…めっちゃ泣いてしまった…。

あんまりアニメの話をしたことなかったんですが、今年の春頃かな。
母がちょうど彼のお家に遊びに行っていた時、
ちょうど私が母に電話をしたので、その時に話すことがありましたね、そういえば。
お互い、盾の勇者の成り上がり好きだったって分かり、
「ラフタリアちゃん可愛いよね~私お金貯めてあのフィギュア買ったわ、剣構えてるやつ」
「マジで。あれ高くない?出来いいけど」
「娯楽費から数か月かけて貯めた(笑)私、女だけどラフタリアちゃんはかっこいいと思うぞ(˘ω˘)」
とかそんな話をしました。

…馬鹿野郎、盾の勇者の二期は来年春に延期になっちゃったんだぞ。
もう観れないじゃんか、バカ野郎(´;ω;`)ウッ…!!
と、いうのを、もうちょっと柔らかい言葉で(;^ω^)、納棺前に言っちゃいましたわ。
私が帰省したら、FFⅧのBGMピアノで弾く約束もしてたじゃんか。

何で、全部残して逝っちゃったの。
おばちゃんに写真なんか持たせてお葬式させるなんて…。

でも、そんなことに至るほど苦しかったんだろうな…と思うと、月並みですが、
逃げてほしかった、言ってほしかった、と願ってやみません。
ここには書きませんが、その当日の話を聞けば聞くほど、どんな気持ちでその場に向かったんだろう、
その間どれだけ無念だったんだろうと思い、一ヵ月経った今でもまだ不意に涙が出そうになります。

話してほしかったなあ。何をしてでも君を引き留めたのに。
私にできることなら、いやできないことだとしてもその時絶対にどうにかして、君の心を守りたかった。

もし私の友人や、フォロワーさんとか、ミカガエちゃんとか二次でお世話になっている方とか、
もし死にたくなるほど思いつめることがあったら、お願いだから話してほしいです(´;ω;`)ウッ…
私、連絡もらえたら日本国内ならどこだろうと、絶対その日中か次の日は会いに行きますから、
どうかチャンスをください。
二度とこんな思いをすることが私自身にも、私の友人知人親戚にもありませんように…。

…あ、そういえば今の火葬場って煙が出ないようになってるんですね。
私が子供の頃、ちょうどノストラダムスの大予言とか言ってたミレニアムの2000年くらいは
祖父の火葬で煙が出て、ああ行っちゃったんだなと思ったものでしたが。
彼を火葬場で見送って外に出たら、雲一つない綺麗な青空で、煙一つ見ることはありませんでした。

ぼんやり、この青空みたいに、もう苦しいことはない?大丈夫?と呟いてしまった。

私はまだ当分そちらには行かないつもりなので、いつかまた会えたら、
酒飲もうという約束とかその他諸々破られたの全部列挙して、全部そっちでやるんだからな!!

それまできっともう君に辛いことはないと思うから、おばさんとおじさんと、あとたまに私の家族とか、
見守って…
いやちょっと待て?君は物静かでとても優しかったし、おばさん達が泣いているのを見ているなら、
やっぱりやめておけばよかったと思っているでしょう。
ちくしょう、また悲しくなってきた。
…何で、もーーーーーーー!!!

まあでも、本当に優しい人だったので、ずっと悲しんでいる私達を見ても悲しくなっちゃうんだろうな、と思います。
なので、泣くけど!まだまだ涙は出てくるんですけど(´;ω;`)ウッ…!!
とりあえず、君がもう辛くないのだろうと、それだけはよかったね、疲れたでしょう、おやすみなさい。
と、思うように最近はなりました。

あっもしかしたら、天国で
「また極道入稿してるじゃん…ていうかまた飯食ってないし寝てない…そんなやつだったのか…君は人間として(略)」
とか思われてるかもしれませんね…やべえ気をつけねば…(笑)
そうやって、ずっと忘れずに想いながら生きていくんだろうなあと思います。
毎年、お墓参りにも行こうと思うし。
また、いつか会おうね…。

まったくもう、アニメ好きならもっと早く言え~_(:3」∠)_ !?
何気にFFⅧも好きならマジで早く言ってよ??
Ⅷはクソゲーとか言われて同志探すの難しいんだぞ…^p^

そういう可能性が全て潰えるのが、死、なんだなと思いました。
それを肝に銘じて私は生きていきたいと思います。
(こんな場所で言うのもあれですが、ミカガエちゃん、
マジでこれを考えていると、他人と自分の気持ちに寄り添えるガエに自然に育ったんだな…と、
自分で昨日本を読んで思いました…(笑)
それが分からないのが二期リオだったんだなと…。
あと、オルガ亡き後、最後の戦いまで真っすぐ前を見ていたミカちゃん、メンタル強すぎませんか?
いや、芯が強いんだな…惚れるしかない…)

長々と、自分のための覚書きをしました。

もしこれを最後まで読んでくださる方がいたら、残された人はこんな気持ちになるのだと、
何か伝わると嬉しいです。
もし自分で時間を止めようと思う方がいたら、
そういう気持ちを相談されたら迷惑かも、なんて思うより
まず誰に迷惑をかけてもまずは生きていてほしいです。
突然あなたがいなくなることは、そこから生じる二度と埋まらない喪失感は、迷惑以上に大変な衝撃です…。
迷惑なんかいくらかけても、後から笑って「あの時は大変だったね」って言えればお互い御の字なんだから。

最後に、冒頭にも書きましたが、先月私自身が生きているのも覚束なかった時、
本当に心配して支えてくださった方々、本当にありがとうございました(´;ω;`)ウッ…
今思えば、関東に戻って一週間くらいは歩道橋からふらっと道路に落ちそうになったし、
今まで会ってなくてごめんねって謝りに行かなきゃ…
と自然に思っていたようで、やばかったです。
これが俗に言う「連れていかれる」ってやつか、と…。
親と過ごしていた間は「あれ、意外と私平気だな」と思っていたんですが、
別れて新幹線に乗ってからまた頭がグルグルして、
これは一人になったらまずいと思い、
こういう時に親身になってくれそうで関東圏に住んでいる人たちにすがるようにメールしました…。

そしたら皆、電話くれるしすぐ時間取って週末会ってくれるし、
ああ、私は生きてるんだなと踏ん張ることができました(´;ω;`)ウッ…
弔事の時に寄り添ってくれる人って本当にありがたいですね…。
私も、その人たちにいつか同じように気持ちをお返し出来たらいいな、
そういう時に頼ってもらえるようにありたいなと思いました。

なお、連絡したいけどすぐ会えないし、私も心配かけたくない、という友人には、
最近落ち着いて自分が話せるようになってから、
その旨ちょっとずつお知らせして回ってます。
メール対応できるキャパもまだ限られているので、随時メールさせていただきます…。

以上、今回私の友人が急逝し色々考えたり想ったりしたお話でした。
いや~こんな話、誰の参考にもなってほしくないですね!!
ではでは。次はまたいつものような等身大ヤドンちゃんの話とか、原稿の話とかすると思います。

これからも私はたまにこの件を思い出してふと落ち込むことはあると思いますが、
悩んだり悲しんだり修羅場原稿に向き合ったり(?)もしながら、
楽しいことも取りこぼさないように生きようと思いますので、
これからもどうぞ、よろしくお願いいたします_(:3 」∠)_

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坏乃

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